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江戸幕府は朱子学を官学とし、藩校などでは武士教育が盛んに行われ、儒学が浸透していきました。岩手の旗本竹中氏は天保年間に道場菁莪堂をつくり、文武両道を指導。明治になって菁莪義校として発展しました。現在、地元の歴史を紹介する施設として、かつての菁莪学校を模した資料館となっています。
薩摩国金幢寺の正磧和尚が当地に来て開基となりました。永禄元年に竹中氏が6000貫の領主となり、竹中半兵衛重治は父重元と共に菩提山に城を築きました。天生7年、播州三木の陣において病没した半兵衛重治の菩提を弔うために、その子重門がこの寺に墓を移しました。
半兵衛の息子重門が築造した陣屋跡で、白壁の櫓門、がっしりとした石垣が残っており、この櫓門は旗本では珍しい城郭建造物です。