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大垣まつり

大垣まつり
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平成28年秋にもユネスコ無形文化遺産登録へ

 「大垣祭の軕行事」は、平成27年3月2日に国重要無形民俗文化財に指定されました。文化庁は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に提案している「山・鉾・屋台行事」に本市の「大垣祭の軕行事」を追加して、平成28年3月に再提案しました。
 今後は、平成28年秋以降にユネスコにより審議が行われ、無形文化遺産に登録される見込みです。


 大垣祭の特色
 大垣祭の軕行事は、大垣の城下町祭礼として伝承されてきた美濃地方を代表する祭礼行事であり、大垣藩主下賜(かし)の軕と町衆の軕が併存する形態は全国的にも希少です。
 また、からくり人形には中京圏の山車(だし)行事、軕上(やまじょう)の芸能には近畿圏の山車行事の影響が色濃く、東西の祭礼文化の交渉がうかがわれるなど、国内の山・鉾・屋台(やま・ほこ・やたい)行事の伝播や変遷を理解する上で重要であると評価されました。



概要・スケジュール
とき 平成28年5月14日()、15日()
ちらし表面
[ちらし表面]
ちらし裏面
[ちらし裏面]マップなど
クリックすると新規ウィンドウで閲覧(PDFファイル)できます。

ところ 大垣八幡神社周辺、東外側通り、
大垣駅通りほか
交通 JR大垣駅南口から徒歩5分
※公共交通機関や車でお越しの場合は有料駐車場をご利用下さい。ただし、東外側駐車場は交通規制区間内になりますので、ご利用はできません。
主催 大垣まつり実行委員会


大垣まつり 大垣まつり


スケジュール : ※軕巡行の雨天中止等の最新案内はフェイスブックでご確認ください。
試楽 5月14日()
時間 内容 場所
8:45~9:30 奉芸 八幡神社前
9:30~12:00 掛芸披露 大垣市役所玄関前
12:00~18:30 出軕自由巡行 旧市内一円
19:00~21:00 夜宮 八幡神社前~龍の口橋

本楽 5月15日()
時間 内容 場所
8:45~10:50 奉芸 八幡神社前
10:50~17:10 出軕巡行・西回り 旧市内一円
16:20~17:10 大垣まつり行列 新大橋交差点~八幡神社前
19:00~20:10 夜宮 八幡神社前~龍の口橋
20:45~21:00 お頭渡しの儀 八幡神社拝殿



軕位置案内
[軕位置案内]
巡行する軕の居場所をリアルタイムでお知らせしています。
(大垣まつりの期間中のみ運用しています)
交通規制図
[交通規制図]
祭り会場一帯の交通規制図です。


大垣まつりとは
360年余の伝統を誇る大垣まつり

360年余の伝統を誇る大垣まつり

 大垣まつりの軕の起源は、慶安元年(1648)に大垣城下町の総氏神であった八幡神社が、大垣藩主戸田氏鉄公により再建整備されたおり、城下18郷が喜びを御輿3社の寄付で表し、大垣10か町が10両の軕(出しもの)を造って曳回したのが始まりといわれています。

 延宝7年(1679)、藩主戸田氏西(うじあき)公から、「神楽軕」「大黒軕」「恵比須軕」のいわゆる三両軕を賜り、それを機に10か町は、軕の飾りつけに趣向を凝らしていきました。

 濃尾震災や先の大戦によって多くの軕を失いますが、その後、修復や復元、購入などにより再建が進められ、平成24年に2両の軕が復元され、70年ぶりに全13両軕が勢揃いしました。


13両の軕による華麗な巡行

 試楽(5月14日)は、午前8時45分から八幡神社前で各軕が奉芸を行い、午前9時30分からは市役所玄関前で掛芸披露をします。その後、軕は自由に市内を巡行し、午後7時から夜宮を行います。

 本楽(5月15日)は、午前8時45分から八幡神社前で奉芸を行い、その後、13両の軕が行列をなして城下町を巡行します。午後4時20分から大垣まつり行列、午後7時からは夜宮を行います。

 この地方最大の祭りだけに、大勢の人たちが沿道を埋めつくし、軕の美と沿道の熱気が城下町をつつみます。
13両の軕による華麗な巡行


制作:大垣地域ポータルサイト西美濃 制作:大垣ケーブルテレビ


まつりの見どころ

奉芸

  試楽:8時45分~ 本楽:8時45分~
奉芸 奉芸
奉芸
早朝より各軕が順次、八幡神社前で奉芸を行う。



掛芸披露

  試楽:9時30分~
掛芸披露 掛芸披露
掛芸披露
試楽では、奉芸を終えた各軕が大垣市役所玄関前に移動し、掛芸披露をする。
この行事は、かつて大垣藩主が大垣城内に軕を曳き入れて上覧したことにちなんだもので、現在では、藩主に代わって大垣市長がその役を務めている。



夜宮

  試楽・本楽:19時00分~
夜宮 夜宮
夜宮
夕刻には再び13両軕は八幡神社前に集合する。午後7時に軕の提灯の点灯を行い、奉芸や軕の回転をした後、曳きわかれる。※本楽では奉芸を行わない。



巡行

  試楽:12時00分~ 本楽:10時50分~
巡行 巡行
巡行
本楽では、八幡神社前での奉芸後、城下町を13両軕が一堂に揃って巡行する。道順は東回り・西回りの年次交代で、2.2里(約8.8km)を巡行し、平成28年は西回りとなる。
16時20分から、新大橋から八幡神社前までの間を、御輿と13両の祭軕による「大垣まつり行列」を行う。



屋台

屋台 屋台
屋台
会場には約500店もの屋台が立ち並び、賑やかな祭りとなる。



軕紹介
神楽軕
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神楽(かぐら)軕 【本町・中町・新町】

 この軕は、別名「御払軕」とも「市軕」ともいい、本町・中町・新町の三町内が毎年交替で曳き、常に行列の先頭を行きます。踊りを舞う二体の人形は、巫女と山伏のニ体からなっており、舞台の下から人が直接棒で操る大変珍しいものです。
 巫女は鈴を鳴らしながら、静かに祈祷や清めの舞を行い、山伏が両手に熊笹を持ち、湯桶の湯の花を撒き散らして、湯立ての清めを行います。この時に湯の花を撒き散らす紙ふぶきは清めや病魔退散の意味があるとされています。
 人形の巫女の名は昔、大垣の八幡神社に市とよばれる美しい巫女がいたことから、市と呼ばれています。



大黒軕
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大黒(だいこく)軕 【魚屋町・竹島町・俵町】

 この軕は、「神楽軕」「恵比須軕」と同じく、藩主戸田氏西公から下賜されたものです。上部には、米俵2俵を置き、その上には、右手に小槌を持ち、左肩に稲袋を荷い、七福神のひとつと教えられている福の神の大黒天がふくよかな笑みをたたえているといわれています。
 魚屋町・竹島町・俵町の三町内が年々交替で曳き、この軕の当番町にあたると、町内では、大国主命の使獣である鼠は殺さない習慣がありました。



恵比須やま
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恵比須(えびす)軕 【船町・伝馬町・岐阜町・宮町】

 延宝7年(1679)、戸田氏西公が恵比須神を祀るにあたって、摂津の広田神社に祀られている西宮の恵比須神に、人を派遣して祈願したといわれています。
 恵比須大神は、左甚五郎作と伝えられ、顔面の塗料が剥げていたので、塗師が塗り替えようと顔面に手を触れた途端、口から火を吹いたといわれています。
 本楽の夜、夜の行事が全て終了し、各町の軕が曳きわかれした後に、その年の恵比須軕責任町から、次の年の責任町に恵比須神のお頭を渡す儀式(お頭渡し)が、古来と同じ手順で今でも行われています。
 この軕は、船町・伝馬町・岐阜町・宮町の4町内が年々交替で曳いています。



相生軕
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相生(あいおい)軕 【本町】

 この軕は、謡曲「高砂」を題材にしたところから、別名「高砂軕」とも呼ばれ、2度に渡り軕が焼失しましたが、平成8年に51年ぶりに復元され、現在13輌ある中で一番大きな軕です。屋形人形には尉と姥が置かれ、本軕人形は住吉明神、前軕人形は神主友成が置かれています。
 高砂にあわせて、住吉明神が袖がえしや面かぶりのからくりを見せながら激しく舞います。対照的に神主友成は、静かな動きをしながら中央まで進み、瞬時に帆掛け舟に変わるからくりは圧巻です。



布袋軕

布袋(ほてい)軕 【中町】

 中町の布袋軕は、古来謡曲「加茂」にちなんだ軕として、とりわけ謡の声が良く、また、軕の設備も立派です。
 唐子人形が右手に扇を持って舞いつつ、軕上に向かって右先の隅にある台に近づきます。それから、台上に左手をつき、片手で逆立ちをし、右手の扇を開いて転舞する仕掛けです。離れからくりは、この布袋軕だけです。
 明治24年に濃尾大震災で焼失しましたが、その後、明治35年に再建されました。昭和20年の空襲により再び焼失しましたが、平成24年に再建されました。



菅原軕
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菅原(すがわら)軕 【新町】

 この軕は、別名「天神軕」とも呼ばれています。濃尾震災で焼失しましたが、大正3年(1914)に再建され、2年後に曳軕をし、8年後には漆塗を行い、現在に至っています。
 軕のからくりは、塩振り・文字書き・額持ちの3体で、文字書きは糸操りと間接扱いの併用ですが、種板を使わないのが特徴で、約2m離れた下から操作する人が筆柱を動かし、一筆で書き上げますが、大変な熟練を要します。
 この軕の見送りは、大橋翆石画伯の筆による「虎」が描かれており、前水引は画伯には珍しいといわれている水墨画の「竜」が描かれています。



鯰軕
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鯰(なまず)軕 【魚屋町】

 この軕は、1658年に名を「鯰軕」と改めて以降、長い歴史を一貫して鯰押えで通しています。からくり芸は、赤い頭巾を冠り、金色の瓢箪を振りかざした老人が、鐘と太鼓の賑やかなお囃子につられて、水上で踊り狂う大鯰を抑えようとするもので、誠に面白いものです。
 これは、室町時代の高僧が「泥水の中に住むヌルヌルしたウロコのない鯰を、底の低い丸い瓢箪で押えることができるか」と問い、この問題を画僧の如拙が絵に描いたのが国宝「瓢鮎図」で、これをもとにして作られたのが、鯰軕の鯰押えです。



榊軕
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榊(さかき)軕 【竹島町】

 竹島町の軕は、明治以前には朝鮮軕があり、御所車様式の軕を中心に、朝鮮通信使を模した仮装行列で、本来は練り物でした。
 しかし、明治維新の神仏分離令などによって廃止され、代わって登場したのが「榊軕」でした。
 屋形には、榊と神鏡が飾られており、天鈿女命が榊と鈴を持って、静かに神楽を舞います。天鈿女命が白木台の上の鈴と榊を手に握るところが、このからくり人形の見所です。



浦嶋軕

浦嶋(うらしま)軕 【俵町】

 屋形の中に浦島太郎、その前に乙姫・竜神・亀、前軕は唐子を配置し、謡曲は竜神に関するものを使い、 竜神が舞い、亀が泳いで、その背上の玉手箱を開くと蓬莱山が現れる仕組みです。
 勾欄は朱塗の角形、水引前面の飛竜幕は高波の盛り上がり、下幕は金糸で紅羅紗に大波濤が刺繍してある本楽用のものと、試楽用に白地の幕があります。
 屋形は竜宮上をかたどり半円を描くものであり、見送りの代わりに虎の皮を使用するなど、他の軕に類似しないのが浦嶋軕の特徴です。さらに後軕には登り龍の見事な彫刻をあしらう槍と幟があります。
 昭和17年より人目に出ることはなく昭和20年に焼失しましたが、平成24年再建されました。



玉の井軕
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玉の井(たまのい)軕 【船町】

 この軕は、初めは石曳軕で、大垣城の石垣を積む折、赤坂の金生山で採取した石を運ぶ車を改造し、軕にしたところからこう呼ばれました。
 その後、江戸中期に石曳軕に変わって登場したのが、一層中壇の前軕に天女の人形を置き、二層の軕の屋形に彦火火出見命の人形を安置し、その前で赤面竜神人形が舞をするからくり軕でした。
 しかし、文化12年(1815)の大洪水で大破し、後に改造され、現在は少女の踊りを披露する善美を尽くした芸軕に変わり、舞台で子どもによる舞踊を披露し、観客の目を楽しませてくれてます。



松竹軕
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松竹(しょうちく)軕 【伝馬町】

 この軕は、琵琶湖の景勝地である竹生島の弁財天を首座に配することで、別名「弁天軕」と呼ばれています。前に配した童女が、からくりによって舞う中に、人形の胴が割れて白兎に変じ、餅つきを始めて餅をまき、祭り客にふるまいます。
 また、松竹軕は前部が踊り舞台となっており、子ども舞踊が演じられ、からくりと舞踊を併用した唯一の軕です。



愛宕軕
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愛宕(あたご)軕 【岐阜町】

 愛宕軕は別名八幡軕ともいいます。上段屋形には祭神・神功皇后を祀り、軍扇・太刀を持ち、男装でお座りになり、神功皇后は身重ながら新羅に出征され、凱旋後、応神天皇を無事出産された話が「古事記」にあり、安産の神として信仰されています。
 中段左に武内宿祢、右に狂言師、下段には采を振り先導する麾振り人形を置き、からくり芸は能「弓八幡」を題材とし、老翁が高良の神(武内宿祢の神霊)に変身し、神舞を舞います。神官が箱を開けると二羽の鳩が現れ、豆を拾います。



猩々軕
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猩々(しょうじょう)軕 【宮町】

 名を謡曲「猩々」から取ったものです。軕は二層で正面と両脇(一層と二層の間)に千匹猿の彫刻があり、一匹も同じ様相がないといわれています。
 からくり芸は、二層の軕上に大床板(トイ)を突出し、先端に大酒壺を置き、猩々の人形が壺に顔を突っ込み、鯨飲すれば酔って紅顔となります。猩々はたちまち獅子に変わり、大酒壺は割れて大輪の牡丹の花が咲き乱れ、獅子はこれにたわむれ舞い狂います。
 昭和20年7月、戦災で惜しくも焼失した先代の猩々軕が、平成13年3月に56年ぶりに白木で復元され、以降、漆塗り・金具・彫刻が施されました。



やま巡行図・位置案内
試楽では、13両の軕は八幡神社前で奉芸した後、市役所玄関前で掛芸を披露、以後昼間は自由行動をとります。
本楽では、13両の軕は八幡神社前で奉芸した後、神楽軕を先頭に新緑の城下町を巡行します。今年の軕の道順は西回りです。その距離、約8,800メートル。この地方最大の祭りだけに、大勢の人たちが沿道を埋めつくし、軕の美と沿道の熱気が城下町を包みます。
※軕巡行の雨天中止等の最新案内はフェイスブックでご確認ください。

交通規制・軕巡行図

大垣まつり 軕巡行位置案内
巡行する軕の居場所をリアルタイムでお知らせしています。
詳細は左のバナーをクリックして、専用ページをご覧ください。
(大垣まつりの期間中のみ運用しています)


関連イベント

大垣まつりポスター展

歴代の大垣まつりポスターの展示、祭模型軕の紹介 等
とき 平成28年5月7日(土)~15日(日) 10:00~18:00
ところ 大垣市多目的交流イベントハウス